自動二輪免許の卒業検定・傾向と対策

卒業検定合格の7つ秘けつ

 

1/7 卒検で100点満点を取らない

傾向

卒業検定だからと、「一つのミスも許されない」という気持ちで臨む教習生は多いようです。また、教習の課題を難なくクリアしてきた教習生は、「卒検に落ちるわけない」とカッコつけて運転する傾向があります。たとえば、スラロームのタイムを短縮しようと、突っ込んだ走りをしようとします。この辺が大きな落とし穴になってきます。

対策

卒検で満点を取る必要はありません。合格基準は70点以上ですから、80〜90点くらいを狙うくらいで十分に合格可能です。「ミスしてもかまわない」、こう考えられれば本番にリラックスして臨めるのです。

2/7 減点項目と点数を知る

傾向

これから、自動二輪車の卒業検定を受けようとしているあなたは、検定の減点項目と点数をどれだけ知っていますか?おそらく、あまりわからないのではないでしょうか。そんなことを知らなくても、普通に走行できれば、検定に合格できるので気にする人は少ないのです。

対策

しかし、何をすれば、何点減点になるのかを知っていれば、卒検で満点を取る必要はありません。合格基準は70点以上ですから、80〜90点くらいを狙うくらいで十分に合格可能です。「ミスしてもかまわない」、こう考えられれば本番にリラックスして臨めるのです。

3/7 意図的に減点される

傾向

卒業検定には、一発で検定が中止になってしまう行為があります。中でもリスクが高いのが、一本橋(直線狭路コース)とスラローム(連続進路転換コース)です。 どちらの課題も時間制限があるため、ついつい焦ってしまい、自滅していきます。

対策

一本橋とスラロームでは、1秒の過不足につき5点減点されますが、それぞれ2秒不足、2秒超過としても、20点の減点で済みます。この二つ課題で10点〜20点くらいの減点を覚悟しておけば、卒検の合格確率はグンと増してきます。実際、私もこの作戦で苦手だった一本橋とスラロームを無事クリアできました。ちなみにスラロームが1秒超過の減点5点でした。スラロームはゆっくり走行すれば、失敗することはまずありません。

スラロームでパイロン接触

4/7 ”安全確認系”は取りこぼさない

傾向

卒業検定の課題に対し、どれにも同じパワーで取り組もうとするのはやめなければなりません。減点覚悟の”捨てる課題”があれば、確実にクリアすべき項目も当然あります。

対策

絶対に取りこぼしてはいけないが、”安全確認系”の課題です。これらは、運転技術とはあまり関係ないので、誰でもクリアできます。しかし、どこで、どんな安全確認をするのかを、しっかりと覚えておかないと思わぬ減点を課せられます。身体が覚えるくらい、取り組むべきです。

後方確認、左右の安全確認、確実な一時停止等はバイクの免許を取得し、実際の道路で運転する際にも絶対欠かせないものです。

安全確認をきちんとやっていれば、無用な事故を起こす確率は格段に低くなります。

一般道路を走っていれば、歩行者もいれば自転車をこぐ人もいますし、大型トラックやバスも見かけます。タクシーもいれば、営業で使われている車両も数え切れないほど走っています。もちろん自家用車もあり、原付からリッターオーバーの大型バイクまで入り乱れています。

そんな中を、それぞれが無秩序に走ったりしていれば、当然事故の発生確率は高くなります。交通ルールを守る、これがあなたの命を守ることにつながりますので、安全確認は徹底的に励行しましょう。

5/7 卒業検定コースをまず覚える

傾向

卒業検定のコースを教習の第2段階中盤になってから、はじめて覚えようとする人がいます(私もそうでした)。入所の際、検定コースの図面をもらっていましたが、何に使うのかよくわからず、家に眠っていました。

対策

教習所からもらった検定コース図をすぐにコピーしましょう(複数枚)。コピーを手にして、実際の教習コースと照らし合わせながら、確認していきます。すでに教習が始まっている人もすぐに実践してください。検定コースが頭の中に入っていれば、各段階で行われる教習の意味を理解しやすくなり、運転技術も向上します。

卒業検定コース図

6/7 卒業検定を実際に観察してみる

傾向

私は教習所に入って、午後からの教習しか受けていなかったので、気づかなかったのですが、卒業検定は特定の日の朝一番に実施されていました。たまたま午前中の教習を押さえ、教習所に行くとコースで卒業検定が実施されていました。良い機会だと思い、コース脇に行き、卒検の様子をじっと見ていました。

自分も数日後には同じように検定を受けるのだと思うと、吸収力が違います。もし、午前の教習を取っていなかったら、実際の卒業検定を見ることなく本番を迎えていたことでしょう。

卒業検定の様子
対策

卒業検定の様子を見ていて、心に決めたことがありました。「スラロームはゆっくり走ろう」。
卒検はコースを複数の受検者が走行しているので、あちこちに視線がいきがちです。特定の一人を決めて、自分もコースを走っていくイメージを持ちながら追いかけるのがおすすめです。

運転が上手な受検者を目で追いかけていたときに、それは起こりました。私が苦手としていた一本橋を難なくクリアし、スラロームを走行していたときです。バイクを寝かせて、リズムよくパイロンを通過したとき、右側後部のバンパーがパイロンに接触し、動いたのが見えました。当人は後部バンパーだったこともあり、接触に気づいていないかのようでした。すぐにマイクで検定員が指示を出していました。「○○さん、そこで停止していおいてください」観察棟から検定員がかけ寄り、スラロームコースのパイロンを指さし、何か説明をしていました。受検者はそのままバイクを押しながら、発着場所へと戻っていきました。

せっかく、上手な運転をしていたのに、スラロームで無理をしたために、一発で検定中止になったのです。他にもいくつか参考になることがあったので、ぜひあなたも早い段階で卒業検定を観察してみてください。

7/7 低速走行を徹底的にマスターする

傾向

教習所の周回コースを回るようになると、400ccのバイクを乗りこなしていると錯覚するようになります。ある程度のスピードを出して走っていると、爽快な気持ちになりますし、バイクも安定して走ってくれます。普通に走っている分には、運転技術の優劣は見えてきません。うまい・へたが出てくるのは、低速走行のときなのですが、一度風を切って走るおもしろさを知ると、1速や2速での走行はもどかしいばかりで、技術の向上意識は薄れています。

対策

クランク、一本橋等、低速での走行技術がないとクリアできない課題はたくさんあります。特に1速で半クラッチを使いながら、バイクの車体をコントロールできるかは重要なポイントです。1段階では、低速走行の重要性を理解できていなかったので、適当に流していた感がありました。それが結局、一本橋やクランクで苦労することにつながっていったと思います。

低速走行の重要性を早い段階で理解し、ワザを磨きあげていれば、卒業検定での不安材料は大幅に減ってきます。練習するのは、何よりも”低速走行”、それも1速での半クラッチ+フットブレーキを活用した車体コントロールを身につけてください。そうすれば、一発合格へ限りなく近づきます。

当サイトについて

卒業検定合格の7つ秘けつ

卒検で100点満点を取らない

減点項目と点数を知る

意図的に減点される

”安全確認系”は取りこぼさない

卒業検定コースをまず覚える

卒業検定を実際に観察してみる

低速走行を徹底的にマスターする

卒業検定の課題設定基準

幹線コース及び周回コースの走行

指示速度による走行

周回カーブ

指定場所における一時停止

交差点の通過

右折・左折

信号通過

横断歩道の通過

踏切の通過

曲線コースの通過

屈折コースの通過

坂道コースの通過

特別コースの走行

直線狭路コースの走行

連続進路転換コースの走行

指定速度からの急停止

障害物設置場所の通過

走行距離

一発不合格(卒業検定中止)

逆行大

発進不能

指定速度到達不能

急停止区間超過

暴走

転倒

通過不能

脱輪大

接触大

右側通行

安全地帯進入

後車妨害

信号無視

進行妨害

横断等禁止違反

指定場所不停止

安全間隔不保持

踏切不停止等

追越し違反

割込み

安全運転義務違反

減点大(マイナス20点)

逆行 中

速度速過ぎ 大

ふらつき 大

側方等間隔不保持

接触 小

徐行違反

交差点等進入禁止違反

合図車妨害

減点中(マイナス10点)

運転姿勢不良

逆行 小

速度維持

安全不確認

前後輪ブレーキ不使用

速度速過ぎ

急ハンドル

ふらつき 小

進路変更禁止違反

安全進行違反

進行方向別通行区分違反

優先判断不良

警音器使用制限違反等

急ブレーキ禁止違反

車間距離不保持

減点小(マイナス5点)

安全措置不適

指定時間過不足

合図不履行等

停止位置不適

脱輪 小

通行帯違反

進路変更違反

右左折方法違反

踏切内変速

駐車措置違反

駐停車方法違反