自動二輪免許の卒業検定・傾向と対策

卒業検定の課題設定基準

 

自動二輪教習所の卒業検定に合格すると、技能試験が免除されることは周知の通りです。何万円もする教習費用を払い、通算10日間前後も時間をとって教習所に通うのは、卒業証明書を手に入れるためです。

ところが、非常に大事な卒業検定の課題を完全に把握している教習生は皆無ではないでしょうか。卒業検定がどのように行われ、合格の基準がどこにあるのかを、事前に熟知して合計17回の技能教習に取り組めば、卒業検定一発合格の可能性は格段と高まるはずです。

卒業検定に落ちると、精神的なショックも大きいですし、補習や卒業検定費などの出費もかさみます。ぜひ、卒業検定の傾向をしっかりと把握し、対策を講じられることをおすすめいたします。

幹線コース及び周回コースの走行

指示速度(速度維持)による走行

指示速度

"周回コース又は幹線コースの速度指定区間においては、指示速度に従って走行するこ と(指示速度は、受験者に対し、現場で再指示するものとする)"

卒業検定では1回か2回、指示速度で走行しなければなりません。限られた教習所内ですので、バックストレートが指示速度区間になっているケースが大半で、指示される速度は、おそらく35km/hか40km/hのどちらかだと思います。

指示速度で走れないと(5km/h以上遅い場合)、10点の減点になってしまいます。また速度オーバーも当然ながら減点対象になります。

周回カーブ

卒検コースには、3回以上の周回カーブが設定されます。

周回カーブ

指定場所における一時停止

指定場所における一時停止は、2回以上設定されています。場所を確実に覚え、絶対にミスをしないようにしなければなりません。

一時停止

"「指定場所における一時停止」の場所には、道路標識及び道路標示(幅0.45mのもの。以下「停止線」という)を設けるものとする"

交差点の通過

「交差点の通行」には、生け垣、塀等を設置した見とおしのきかない交差点の通行を 含めるものとする。

右折・左折

卒検コースでは、右折と左折がそれぞれ3回以上設定されています。

「右折・左折」のうちそれぞれ2回以上は、進路変更が明確に行える区間におけるも のとする。

信号通過

信号機のある場所を、1回以上通過しなければなりません。もちろん信号無視は、アウトです。

信号通過

"信号機の表示は、原則として青、黄、赤の切り替えとし、信号機のある交差点には横断歩道及び停止線を設けるものとする。"

横断歩道の通過

横断歩道を2回以上通過するように、卒検コースでは設定されています。

横断歩道

横断歩道には、道路標識及び道路標示を設けるものと する。

踏切の通過

踏切は1回以上通過しなければなりません。安全確認は確実に実施しましょう。

踏切の通過

踏切には、踏切敷を表示する白線(幅0.45mのもの)又は踏切の手前の側端から0.5m手前の地点に停止線を設けるものとする。

曲線コースの通過

1回以上2回以下 コースの幅は2mです。

S字コース(曲線コース)

曲線コースの出入口部のすみ切り半径は、二輪免許用コースについては1メートル以上とする。

屈折コースの通過

1回

クランク(屈折コース)

"障害物は、図示のとおりロード・コン小をコース内側に接して設置すること
また、その間隔は、おおむね1メートルとする"

坂道コースの通過

1回以上2回以下

坂道コースの通過

「坂道コースの通過」には、上り坂における停止及び発進を含むものとする

指示した場所で停止し、直ちに発進すること

特別コースの走行

一本橋、スラローム、急停止と緊張する課題ですが、心を落ち着けて臨みましょう。

直線狭路コースの走行

一本橋(直線狭路コース)

"直線狭路台手前の指定地点でいったん停止し、直線狭路台を着座姿勢により、大型 自動二輪車にあっては10秒以上、普通自動二輪車にあっては7秒以上、普通二輪車で総排気量0.1 25リットル以下の限定条件の付されたもの(小型二輪車)にあっ ては5秒以上の所要時間で走行すること"

連続進路転換コースの走行

スラローム

"立体障害物の間を順にS字状に、かつ、大型二輪車にあっては7秒以下、普通二輪 車にあっては8秒以下の所要時間で走行すること"

指定速度からの急停止

指定速度(大型二輪車及び普通二輪車は40km/h、小型二輪車は30km/hの速度とする)を保ち、指定位置(急制動開始線をいう)で急 制動を行い、車輪をロックさせずに急停止区間内で安定した停止をすること

障害物設置場所の通過

"駐車車両、道路工事、路上放置物その他道路上の障害物に模して設置する場合

設置場所は、中央線又は車両通行帯区分線から左へおおむね1メートル以上2メー トル以下の間隔を保つものとする"

3回以上

走行距離

卒業検定のコース距離数は、1200m以上と決められています。

当サイトについて

卒業検定合格の7つ秘けつ

卒検で100点満点を取らない

減点項目と点数を知る

意図的に減点される

”安全確認系”は取りこぼさない

卒業検定コースをまず覚える

卒業検定を実際に観察してみる

低速走行を徹底的にマスターする

卒業検定の課題設定基準

幹線コース及び周回コースの走行

指示速度による走行

周回カーブ

指定場所における一時停止

交差点の通過

右折・左折

信号通過

横断歩道の通過

踏切の通過

曲線コースの通過

屈折コースの通過

坂道コースの通過

特別コースの走行

直線狭路コースの走行

連続進路転換コースの走行

指定速度からの急停止

障害物設置場所の通過

走行距離

一発不合格(卒業検定中止)

逆行大

発進不能

指定速度到達不能

急停止区間超過

暴走

転倒

通過不能

脱輪大

接触大

右側通行

安全地帯進入

後車妨害

信号無視

進行妨害

横断等禁止違反

指定場所不停止

安全間隔不保持

踏切不停止等

追越し違反

割込み

安全運転義務違反

減点大(マイナス20点)

逆行 中

速度速過ぎ 大

ふらつき 大

側方等間隔不保持

接触 小

徐行違反

交差点等進入禁止違反

合図車妨害

減点中(マイナス10点)

運転姿勢不良

逆行 小

速度維持

安全不確認

前後輪ブレーキ不使用

速度速過ぎ

急ハンドル

ふらつき 小

進路変更禁止違反

安全進行違反

進行方向別通行区分違反

優先判断不良

警音器使用制限違反等

急ブレーキ禁止違反

車間距離不保持

減点小(マイナス5点)

安全措置不適

指定時間過不足

合図不履行等

停止位置不適

脱輪 小

通行帯違反

進路変更違反

右左折方法違反

踏切内変速

駐車措置違反

駐停車方法違反